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 今回で開催4年目を迎えるGALA Obirinは、桜美林大学の学生によって企画・運営される芸術祭です。

 前回のGALA Obirin 2004では延べ5000人以上の観客動員を記録し、桜美林大学総合文化学科第1期の卒業生の劇団や、青年団を始めとするプロの劇団やプロのダンサーのワークショップなどでも、学生だけでなくご年配の方々まで幅広い層から好評を博しました。

 今回のGALA Obirin 2005では、フェスティバルテーマを「えんをつくる」と掲げました。これは、人と人とのつながりである「縁」、打ち上げを意味する「宴」、人々の集まる「園」、またそれらを大きく囲む「円」等、様々な「えん」をこのGALAによってをつくりたいという思いから生まれました。そして、様々な芸術のかけらを集めて詰め込んだお祭りであることより、キャッチフレーズを「創造のサラダボウル」としました。PRUNUSHALL・徳望館小劇場・演劇スタジオの3会場を中心に、2005年4月12日から7月15日までの約3ヶ月間に渡り、多彩な芸術の宴をお贈りします。

 桜美林大学総合文化学科も設立から5年目を迎え、今年度からは名前も新たに、総合文化学群としてその歩みを重ねています。学内団体の活動もますます盛んとなり、GALAに於いても、前回からはより高いレベルの作品を提供する為に学内選考会を行うなど、その規模を年々拡大してきました。加えて今回からは、地域社会への芸術の提供、多くの人に芸術をより身近に感じてもらう環境創りを目指し、近隣大学生との交流公演や、一般のお客様、ファミリーなどを対象にした企画もご用意しました。

 私たちアーティストは、人との縁なしには何も創り出す事ができません。多くの人が劇場に足を運んでくれる園を作りたいと願っています。そのために円陣を組んで芸術に対して全力を尽くします。この思いこそ、今回のフェスティバルテーマの源になっています。

 私たちは学びの園である桜美林大学の劇場から、芸術という名の多彩な宴会を、作り手の娯楽のにとどまることなく広く学生の、そして市民の皆さんへの還元活動として、GALA Obirin 2005をつくっていきます。

 ぜひ、ご期待ください。


 (GALAとは形容詞で「お祭り(騒ぎ)」、「特別な催しの」、「はでな」、「愉快な」。名詞で「祝祭」、「お祭り騒ぎ」、「特別の余興[もてなし]」、「運動競技会」、「晴れ着」等の意味があります。語源はフランス語←イタリア語gala(祭の服装)GALLANT等からきているそうです)










 どうも。GALA Obirin 2005 プロデューサーの木村朋弘です。
 私は、人と人との縁なしでは何も生まれないと考えています。これは、劇場と人との関係にも同じ事が言えるかもしれません。僕たちは、大学で多くの人と出会ってきました。そして、PRUNUS HALLや徳望館小劇場、演劇スタジオという劇場とも出会うことができました。
 劇場という場所は、とても不思議です。彼らにはそれぞれに異なった個性があり、彼らはまるでさも人間の様に、彼らに出会った人々、つまり使用する人々のとの出会いとその心によって成長していきます。
 私はGALA Obirin 2005を企画していくときに、劇場と人の関わりについて、「劇場を使う人」と「劇場」と「劇場に足を運ぶ人」とを囲む大きな円を描いていけたらいいなと考えました。劇場は出会いの場所であり、多くの事を楽しんで学ぶ場所だと教わりました。それぞれの企画たちは、僕たちの創った答えの一つです。
 あなたが、GALA Obirin 2005と3つの劇場を通じて、より多くの人と人とのえんをつくる手助けができたら幸いです。



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